「プロテインって開封後はどう保存したらいいの?」
「袋のジッパーが壊れて全然しまらないんだけど大丈夫?」
プロテインは栄養豊富で便利ですが、管理方法を間違えると割と痛みやすい製品です。未開封であれば1年は変わらず美味しく飲めますが、開封後は高温多湿を避ける必要があります。
今回プロテイン管理の問題点と対処法について解説します。
プロテインは栄養豊富なので意外と腐りやすい
プロテイン自体は粉物で乾燥しているので賞味期限は1年以上と長いですし、基本腐ったりはしないです。
ただし、栄養が豊富なのできちんと保管せず条件を満たすと痛みやすいのも事実です。
- 水分が入ってしまい濡れた状態
- 開封後、高温多湿の環境に長く置く
- きちんとジッパーが閉められていない
水分が入ってしまい濡れた状態
プロテインは水で溶かして飲むのとシェイカーを水で洗ったりする関係で、水滴が入ったら濡れた手で触ることが頻発します。
そうなると細菌などがプロテインの袋に入ってしまい劣化が早くなってしまいます。
なので手は乾いた状態でスプーンを持って粉をすくう事が大事です。
開封後、高温多湿の環境に長く置く
プロテインは未開封の状態であれば1年ほどは変わらず飲むことができます。
が、1度開封した後長期間飲まない期間がある(3ヶ月くらい放置するとか)だと味が劣化する可能性があります。
特に高温多湿だと細菌が繁殖しやすいため夏場開けっ放しで放置するのは避けましょう。
米も米びつに入れてから半年くらい経つと明らかに味がおかしくなって傷んだりします。プロテインも同じなのです。
せんべいの袋にはシケ防止の乾燥剤が入っていることがあります。が、プロテインの容器に乾燥剤が入ってるパターンは少ないので保管場所は気をつける必要があります。
きちんとジッパーが閉められていない
市販のプロテインの入れ物は大きく分けて2つあり、
- プラスチックの入れ物(蓋がついてる)
- 袋状の入れ物(ジッパーで開けしめ)
があります。このうちプラスチックタイプは蓋が付いてるのできちんと閉めることは簡単です。
が、問題はジッパータイプでプロテインの袋のジッパーは壊れやすく、きちんと閉まりきらないことが多いです。完全に閉じたつもりでも一部が空いてたりしがちです。
これはメーカーが使ってる入れ物が安物でジッパーがそもそも壊れやすかったり、メーカーのジッパー自体は閉まりはいいのに配送時ダンボールに詰めすぎたり、保管のとき押し詰めたりしてジッパーが傷んで閉まらなくなるからです。
自分が使ってる製品は以前はきちんとジッパーがしまったのに最近は明らかに小さいダンボールに過剰に詰めて配送するようになり、ジッパーの間にプロテインの粉が詰まって全然しまらなくなりました。(なので洗濯バサミで閉じてます・・)
きちんと湿られてなければ外気に触れてしまうので特に湿気の高い夏場が危険になります。
プロテインにダニがわく危険性
あまり聞く話ではないですが、プロテインにダニがわくこともあるそうです。ダニは温度20~30℃、湿度60~80%の環境を好み、
- 高温多湿(日が当たらず換気しにくいなど)
- 栄養となるゴミが多い
- 暗くて隠れる場所が多い
こういう家だと非常に発生しやすくなります。
ダニの症状といえば刺されてかゆみを誘発するのが一般的ですが、仮に食べ物と一緒に飲んでしまった場合、腹痛や吐き気などアナフィラキシーショックという症状を引き起こす可能性があります。
プロテインは袋からスプーンですくってシェイカーに入れる関係上、割と粉がこぼれがちです。プロテインは栄養が豊富なので粉はきちんときれいに拭き取ることをおすすめします。
プロテインの保管・保存方法は冷蔵庫が1番
結論プロテインは冷蔵庫で保存するのが1番安全です。高温多湿を避けられますし、変な虫が入り込む心配もありません。
プラスチックの容器や袋のまま冷蔵庫に入れても大丈ですが、ジッパータイプで心配ならジップロックなどきちんと密閉できる容器に移し替えるのも手です。
合わせて乾燥剤も容器に入れておくとより安心ですが、そこまでしなくても冷蔵庫に入れるだけで十分効果があります。