近年になって、老化の原因として注目されているのが、体内の糖化度です。実は、体内の糖化度を簡単にチェックできる糖化度測定器と呼ばれるグッズがあります。こちらの記事では、糖化度測定器の使い方や価格などを紹介しています。
糖化度測定器について
糖化度測定器は、その名の通り体内の糖化度を測定する電子機器を意味します。糖化度を知っておくことで、将来の生活習慣病などのリスクを下げることが期待されています。
体内の糖化とは
糖は私たちが活動するときに欠かすことのできない栄養素の一種なのですが、糖質を過剰に摂取した場合、身体や皮膚の老化を進行させることが分かってきました。
体内の余分な糖質が身体を構成するたんぱく質と結合すると、AGEs(Advanced Glycation Endproducts:最終糖化生成物)が生じます。
AGEsは体内の「焦げ付き」とも呼ばれており、たんぱく質の正常な働きを阻害し、動脈硬化や糖尿病、高血圧といったさまざまな生活習慣病の発症リスクを高めます。
糖化度測定器の使い方
糖化度測定器の使い方は、専用の機器に指先を差し込み、光センサーで測定するのが一般的です。血液を採取する必要がないため、心理的な負担が少ないというメリットがあります。
糖化度測定器の価格
医療機関で用いられる糖化度測定器は、877,800円と高額です。血糖値を測定するだけであれば安価な商品もあるのですが、AGEsに関してはいまだ研究途上の分野でもあるため、医療機関で検査してもらうのがおすすめです。